音楽サバイバル。

非常勤講師、ピアノ教室講師、伴奏ピアニスト、部活動外部指導員…様々な働き方を通して学んだこと、少ないですが紹介してます。

ピアノ講師の自己負担額

 

こんにちは。

民間ピアノ講師は、初期手取りの少なさに加え、自分で払わなければいけない出費があります。

 

そこで、今日は民間ピアノ講師の出費について、まとめていきます。

※あくまで私の勤めていた会社の例なので、会社によって少しずつ内容は変わります。

 

 

  1. 発表会の楽譜
  2. コンクールの楽譜代
  3. 講師試験の受講料
  4. テキスト以外の楽譜やワーク代
  5. 一部研修費
  6. レッスンで使うグッズ、シールなど

 

 

1.発表会の楽譜代

 

まず一つ目は、発表会の楽譜代です。

通常、発表会ではレッスンテキスト以外の曲を弾く事が多いです。

教室で使っているテキストは生徒負担ですが、発表会の曲集は講師負担となります。

 

このアルバムも1冊だけだといいのですが、担当する年齢層が幅広かったり、連弾曲用が必要だったりと初回は2冊以上は必要になる事が多いです。

 

私はなるべく曲が被らないように、幅広い年齢層が使えるアルバムなどを必要最小冊数になるよう、購入していました。

 

出費…1冊1500円程(ピアノアルバム)

 

コンクールの楽譜代

 

次はコンクールの楽譜代です。ここがなかなか痛い…!

実は、こどものコンクールの課題曲は、通常5、6冊程の楽譜からバラバラに選定されています。

 

その為、子供達に何曲か聞いてもらい選曲させる場合や、複数の生徒がコンクールに出る場合には、必ず3冊以上の購入が必要になってきます。

 

出費…1冊2000円程度

 

 

3.講師試験の受講料

 

民間講師は、試験を受けて昇給していくスタイルが多いのですが、その受講料は会社負担ではありません。(え。)

レベルアップ・昇給する為の試験なのに、受講料はこちらが負担というのも変な話ですよね。笑

 

ちなみに、試験を受ける為のテキスト代や、家に楽器が無い場合の練習室レンタル代なども全て講師負担になります。

 

出費…1級あたり15000円程

 

 

4.テキスト以外の楽譜・ワーク代

 

小さな子供にリトミック活動をさせたい!

テキストでは補完しきれない内容を、ワークブックで教えたい!

 

レッスンをしていると、こんな願望が湧くことがよくあります。

「指定テキスト以外の物を使いたい!」

 

しかし、指定以外のワークブックを使うのは講師の自己判断となるため、保護者に負担していただく訳にはいきません。

 

基本的にワークブック代や、リトミック等で使う楽譜は自分で負担します。

 

出費…1冊1000円程

 

5. 一部研修の会費

 

基本的に、研修費用は会社で持ってくれますが、私の勤め先では1年に1回程、有料の研修があります。

 

しかも、講師は全員参加必須で自己負担。

 

出費…2000円程

 

 

6.レッスンで使うシール・グッズ等

 

上手に出来た生徒にシールをペタッ

毎週通えて、スタンプラリー!

 

楽しいレッスンにする為のそのような工夫は、基本的には全て講師負担です。笑 

この点は当たり前なんですけどね^^;

 

しかし、子供達飽きるのが早いもんで巡回させないと大変なんですよね〜

 

出費…月100円程

 

 

まとめ

 

いかがでしたか?

思い付く限り、講師の自己出費を挙げてみました。

先に出費が分かれば困る事は無いのですが、イベント前に急に伝えられる事も多く、私は対応が難しかったです。

 

今後の出費対応にお役立て下さい。