音楽サバイバル。

非常勤講師、ピアノ教室講師、伴奏ピアニスト、部活動外部指導員…様々な働き方を通して学んだこと、少ないですが紹介してます。

民間ピアノ講師は優しい人が多い?

 

こんにちは。

変なタイトルを付けてしまいました。笑

 

私は音楽大学を経て一般企業、学校、ピアノ教室など、転々と生活をしておりました。

 

そこで、感じたことがあります

それは、

民間企業のピアノの先生、優しい人多くない!!?

という事。笑

 

優しいというか、裏表が無く心が綺麗な方が多いです。笑

一体何故なのか考察してみたいと思います。

 

  • 自由度の高さ

 

理由① そもそも開業してない

 

理由の一つ目は、

「そもそも自分の教室を持ってない」

という事。

 

私の知り合いには、個人教室を開業させている人がいます。その方はかなり気が強いです。笑

 

個人教室の開業では、営業や、HP制作、コンサートなどでの名前の売り込み…

かなりの「積極性」や「根性」が求められる気がします。

 

その点、雇われ講師はお給料も会社からの支給です。営業や事務なども、会社の方でやってくれます。

要するに、「競う相手が少ない」という理由から物腰柔らかな印象を感じるのかもしれません。

 

理由② 自由度が高い

 

理由の2つ目は「自由度が高く、ストレスが少ない」事です。

 

他の民間企業や、学校と比べ、ピアノ教室はそもそも営業時間がかなり短いです。

先生の時間の使い方も午後から行動するなど、比較的自由があります。

日頃ストレスに追われていない心の余裕も優しさを生み出す要因かもしれません。

 

理由③ 低賃金でも働きたいと思う人

 

理由の3つ目は、給与面です。

個人のピアノの先生と違い、民間の先生方はお給料を会社から結構持っていかれます。(営業してもらっているので何も言えないですが…泣)

 

それでも、安定した職場で働きたい!

お金は関係ないからやりがいを!

という方が民間教室を選ぶのかもしれません。

 

体感ですが、低賃金な職場はお給料の代わりに人間関係が良好な現場が多いと感じます。

 

 

理由④ 組織で協力的に働きたい

 

理由の4つ目は、協調性の問題です。

個人で働くのとは違い、民間教室では自分のわがままは通りません。

 

事務書類などの提出物も多く、多くの人の協力の上に仕事が成り立ちます。

 

そのような「協調性」の高い人が多く集まるのではないかという仮説です。

 

まとめ

 

以上、民間のピアノの先生方、優しい人多すぎる問題についてまとめてみました。笑

 

くだらない話題で申し訳ありませんが、他にも気付きなどあればコメント下さい^_^

 

 

 

 

 

注意!音楽職の服装について(女性)

 

こんにちは。

周りを見ているとヒヤヒヤする格好をしている音楽の先生方が多いので、今日は服装について書いてみようと思います。

 

  • ここに注意!音楽の先生の服装
  • 目立ちすぎない
  • 可愛すぎない
  • 露出しない
  • 共通して言えること
  • 学校の先生
  • ピアノの先生
  • 演奏家

 

 

ここに注意!音楽職の服装

 

まず、結論から。

好かれる音楽職の服装は、「目立ちすぎない」「可愛すぎない」「露出しない」

 

相手が心地よい服装と感じるよう、日頃から身だしなみを整えましょう。

項目・仕事ごとにみてみます。

 

 

目立ち過ぎない

 

まず、一つ目。目立ちすぎない服装にしましょう。

自分の家で教える場合は別かもしれませんが、他の施設に立ち入る際には特にです。

 

目立って自分のキャラを立てるのも戦略としては大切ですが、まずは無難に控えめがベター

 

私がひやひやしてしまう先生は、ブランドもののギラッギラのブレスレットを付けてレッスンに行っていました(ひえーー)

 

どう感じるかは人それぞれですが、

貴方が身に纏っているものは、「生徒さんのお月謝で買っているもの」と見られる事もあります。

 

 

可愛すぎない

 

この記事の最重要ポイントです。

 

フリルやラブリーな服は、控えめに!笑

音楽大学は、女性割合がとても高いです。

その為、可愛すぎる服と自分で気付いていない方が一定数います。

保育園・幼稚園など、女性が多い職場に出張する際には特に嫌がられるパターンですね。

 

キャラを確立したら少しずつ可愛い服にするのはアリですが、あくまで控えめに楽しみましょう。

 

イメージとしては「そのままで男女の飲み会に行ける格好」です。

(合コンじゃないからね!!)

 

 

露出しない

 

露出は厳禁です。

ピアノの先生で男の子を持ったり、教職の方は特に注意。

 

その子も見ているし、集中力も削がれます。もちろん、保護者の方もそういう面はよく見ているものです。

 

職業別・服装について

 

1. 学校の先生

 

スカートである事ですら疎まれる事が多いです。笑

学校のお局は強烈ですよ〜〜〜

 

メイクも絶対に控えめに。

すっぴんジャージの先生が好かれる世界だと覚えて下さい。

イメージとしては、

すぐに掃除や体育が出来る服装。

 

ただ、音楽の先生は夢を与える職業でもあると思うので、薄めのメイク+綺麗目パンツスタイルがいいかなぁと思います。

 

2. ピアノの先生

 

スカート全然OK。

(むしろ履いたほうがイメージ湧かせやすいかも。)

学校の先生よりも甘めでOKです。

ヒールもメイクも大丈夫。

 

過剰なもので無ければ自分の好きなものを!

 

 

3. 演奏家

 

むしろ目立って下さい。笑

以上です。

 

 

まとめ

 

このパターンは?他の仕事についても聞いてみたいというご意見があれば下さい!

それではまた!

 

 

【ピアノ教室】子供の発達について

 

こんにちは。

年齢によって、ピアノ教室で出来る事って大きく変わりますよね!

そこで、今回は音楽と児童の年齢について書いていこうと思います。

 

  1. 3歳
  2. 4歳
  3. 5歳
  4. 6歳
  5. 小学生

 

1.3歳(年少)

 

まずは、3歳児。

3歳の子供は、一言で例えると『何が起こっているのか分かる』という段階です。

見た感じボーッと世界を把握している子が多いです。

(多分インプットが多い為ボーッとして見える)

 

お喋り…喋ってくれますが、表現力が身についていない事も多く、支離滅裂な事があります。

「◯◯くんは、うーくんとボールしなかったけど、今日ピアノ来たよ。」

→訳「僕はうーくん(犬)とボールで遊ぶのを我慢して、レッスンに来た」

本当こんな感じです。笑

 

ピアノ…骨格の段階から、ピアノを「弾く」ことはできません。黒鍵の2つの固まりを探すこともまだ少し難しいかも。

この年齢には、シールや付箋を付けて対応しています。クラスターなどで楽しく活動します。

ピアノに迎える時間は、圧倒的に少ないです(5分くらい)

 

歌…「聞かせる」「想像させる」のイメージ

曲を覚える事はできます。ただ、一曲まるごと歌ったり、タイミングを合わせるのは難しい子も多いです。

 

書く作業…丸を上手に書く事が出来ないので、記譜はできません。また、音符を覚えたり書かせたりするだけの単調作業を嫌います。

4歳以降の導入として、お絵かき要素を入れながら、ワークやシールで進めていくと上手くいきます。

 

レッスン全体…基本的には保護者の方付き添いでのレッスンになります。

レッスンというよりは、教室や先生に慣れる、沢山曲を聴いて音楽力のベースを付けるイメージです。

 

難しい事…嫌な事は、とにかく泣いたりごねて保護者に何とかしてもらおうとします。基本的に我慢は出来ません。

レッスン中、好きじゃない曲だと部屋をうろうろしてしまったり、あからさまに興味がない態度を取ります。でもこの年齢なら仕方の無い事。

 

2.4歳(年中)

 

4歳児さんを一言で例えると『アウトプット』です。

3歳児では見ているだけだったものを、

4歳児は器用にアウトプット出来るようになります。

 

その為、3歳の頃とは全然違うタイプの子に見える程変化のある子も多いです。笑

 

3歳児さんは世界をボーッと眺めて理解する印象ですが、4歳児になると、「自分の立ち位置」や「鍵盤の並びの理解」など、詳細も理解できます。

そして、詳細を理解できたらアウトプットしまくります!笑

 

お喋り…ジョークが言えるようになります。

4歳児は、とにかくお喋りが大好き!(な子が多い)

嫌な事など、泣く以外で表現出来るようになります。

テキストのイラストを見ながら、お喋りが出来るようになります。この頃には、会話も整理されていて内容も分かりやすいです。

 

ピアノ…『理解力の成長』によって、黒鍵が2つ、3つと交互に並んでいる事、ドレミの配列、指番号など、割とスラスラ覚えられる子が多いです。

メリーさんの羊など弾けるようになります。

何より、骨格がしっかりしてくるのでバラバラの指番号で安定してピアノが弾けるようになります。

シールもほぼ不要です。

3歳の時よりも、ピアノに集中して向かえる時間も長いです。(人それぞれですが、15〜20分程)

 

歌…人によって好き嫌いはありますが、言葉を多く習得出来ているので、タイミングよく歌詞を刻めるようになります。

聴いた歌をすぐに反復出来るようになるので、ピアノを弾く大前提が出来る状態です。(曲を覚える)

 

書く作業…丸も上手にかけるようになり、書くのは大好きです。

ただ、「ルールに従って書く」というのが苦手な子がいます。ドは赤と決められているけど、カラフルに書きたい!音符はハート型、星型など色々な形にしたい!など。笑

4歳でドレミまで覚えられたら理想ですが、読譜や書く作業は無理なく進めるのが吉です。

(小学生になるともはや教えずとも読んでくれます)

我慢も覚えられる年齢です。

 

3.5歳(年長)

 

5歳児さんを一言で表すと『爆発』です。笑

3歳でインプット、4歳でアウトプット、5歳になるとその子の持つ個性が爆発します。

体力も有り余っており、エネルギーが常に爆発しているイメージです。笑

 

お喋り…お喋りが止まらない子がほとんどです。笑

自分の話だけでなく、この頃になると確実に友達関係も多く築く子が増えます。そのため、会話の幅がめちゃくちゃ広い!

子供扱いされるのを嫌います。

 

ピアノ…記憶力も上がり、ピアノもスラスラ覚えられる年齢です。

ただ、素直さは4歳の方が上な気がします。

気分屋さんも多い年齢で、上手く言い訳が出来るようになる事から、真っ直ぐピアノに向かえない時間も多い印象。

ピアノは、小学生になるまでじっと待つのが大切な年齢です。

 

歌…おませになって歌わない子も超少数ですがいます。有名どころの歌はほとんど歌えるようになります。一部分だけリズム良く楽器で叩くなど、高度な事もできます。

 

書く作業…自分の名前は書ける子がほとんどになります。記譜の練習やカードなど、安心して進められる年齢になります。

 

レッスン全体…

体力が特にありあまっている年齢です。前半で発散させないと大変な事になる時もあります。

ただ、意味はよく理解してくれるため進めやすくはあります。両手奏も上手に出来る子が多いです。

 

4.6歳(小学1年生)

 

小学生になると、とてもレッスンがやりやすいです!

 

お喋り…新しい環境になり、社交性も高まります。お喋りは大好きな子が多いです。

ただ、喋ってはダメな時間も深く理解するようになります。

 

ピアノ…算数を教わったり、国語で表現力を身に付けたりしてくれる関係で、ピアノの配列等スラスラ覚えてくれます。

 

歌…まだまだ大きな声で歌ってくれます。

大きくなった時、声を出して表現するのが恥ずかしくならないようにこの頃から沢山歌わせておきたいですね!

 

書く作業…書く作業を学校でやってくるので上手です。しかも、ルールに則って書くことが出来るようになります。

これも、書き順や持ち方などルールのある書き方を学校で長時間覚えるからなのでしょう。

 

レッスン全体…最高にやりやすい状況。

ただ、環境が変わり不安定になっている子もいるので、その点には注意が必要です。

 

 

まとめ

 

いかがでしたか?

それぞれの年齢に難しさがあります。

成長を捉えながらレッスン出来たら最高ですよね♪

 

それでは!

 

 

 

 

【ピアノ教室】気分屋な生徒への教え方

こんにちは。

今日は、気分屋な生徒への教え方について考えてみたいと思います。

 

お喋りが止まらなくなったり、走り回ったり…

「やろう」と言っても「嫌だ」と断られたり…

そんな子の対処策です。

 

  1. 結論
  2. 対処① 絶対に無理矢理させない
  3. 対処② 小学生までは待つ
  4. 対処③ 家での時間に期待する
  5. 対処④ 教える範囲を出来る限り絞る
  6. 対処⑤ 色々な活動をさせる
  7. まとめ

 

結論

 

結論から言うと

 

  • 待つ
  • 他の時間・機関に頼る
  • 「やりたくない」事は「今はさせない」(それ以外の事をやらせる)

 

この3点です。

以下、具体的な対策策です。

 

対処① 絶対に無理矢理させない

 

前提ですが、絶対に無理やりピアノを弾かせないようにしましょう。

確実にピアノが嫌いになってしまいます。笑

 

「やりなさい!」と言いたくなる気持ちは分かりますが、そこをグッと堪えて下さい…!

基本的なスタンスは「本人がやりたくなるまで待つ」です。

 

たまに、気分屋の生徒の親が心配して「やりなさい!」と言ってくれる事もあります。でも、これだってあまり本人の為には良くないのです。

 

対処② 小学生までは待つ

 

気分屋の生徒は、小学校入学すると結構落ち着く事が多いです。

私が担当していた生徒も、以前までは全く言う事を聞かず、小学校に入学すると集中してレッスンが受けられるようになりました。

 

おそらく、学校に入るとある程度自制心が身に付くのだと思います。

同じ時間に絶対に行かなければならない、全員で同じ課題をしなければならない…等

環境によって人間は成長していくものなのだと思います。

 

毎週30分のみのピアノ教室で変えられる事もあれば、変えられない事もある。

そう割り切った今の方が、不思議と上手くレッスンが進むような気がしています。

 

 

対処③ 家での時間に期待する

 

気分屋の生徒は、30分のレッスン時間に集中する事が苦手です。

ならどうすればいいか?

 

それ以上の時間を過ごす自宅で、「本人のやりたい時」にやってもらう

 

という選択肢もあります。

 

これも、年長さん〜小学生に上がってからやる事をおすすめしますが、「お家で弾いてきてほしい曲」を決めるのもおすすめです。

ポイントラリーにしたり、練習帳を作ったり、ゲーム要素でやるのもいいですね。

 

④教える範囲を最大限絞る

 

気分屋の生徒は、家で練習させると案外一曲全て弾いてきてしまう子もいます。

 

レッスンでは、右手の1小節だけ、もしくは曲を頭に入れるだけでも十分です。

 

家で練習してくれる子にレッスンでやるべき事は「もう少しで出来る所で止める」事だとも思います。敢えて腹8分目ぐらいまでで、教えるのを止めると自ら練習してくれる事も多いです!

 

家でも練習させられないような年齢や、練習嫌いな子に対しては、根気強く待ちながら続けさせるしかありません。

範囲を絞ってゆっくりゆっくり進めていきましょう。

 

 

対処⑤ 色々な活動をさせる

 

ピアノを弾くのが気分ではない子は、今はワークならやりたいかもしれません。

それか、カードだったら楽しいかも。歌ったり、リトミックで身体を動かすのもいいかもしれませんね。

 

ピアノだけだと、どうしても間が持ちません。

その子の好きな活動がないか探していくつもりであれこれ試してみましょう。

 

ピアノ教室だから、といって無理にピアノを弾かせる事はないはずです。

カードでドレミのカルタをして→読む→弾いてみる

など、本人が好きな活動から(悟られない範囲で笑)ピアノに繋げていくのいいかもしれません。

 

まとめ

いかがでしたか?

 

気分屋の生徒、と一括りにまとめてしまっていますが、私は子供だって人間だと思います。

どうしても気分じゃない時や、甘えたい時もあります。大人も同じですよね。

 

結論、根気強く待つ以外の方法はないのですが(笑)

本人も、先生も楽しくその時間が過ごせるように、そしていつか自発的に弾きたくなるよう仕掛けられたら最高ですね。

 

合唱指導が上手くなるには

 

合唱指導って、音楽教師が最初にぶち当たる壁ですよね。しかも厄介な事に正解がない、書籍も少ない!笑

そこで、今日は合唱指導について書いていこうと思います。

 

合唱指導が上手くなるには

 

まず、タイトルにある「合唱指導が上手くなる方法」です。

結論から言うと、「集団をまとめる力」をつける事だと思います。

(この事については他の記事でもまとめます)

 

個人プレイや学問ならば、書籍などで勉強すればものになりますが、

「合唱指導力」「まとめる力」を身につけるのは、実践が一番です。

今回は、実践すれば良いのかまとめます。

 

  1. 合唱指導が上手くなるには
  2. 対策① 見せてもらう
  3. 対策② 録音する
  4. 対策③ 型を見つける
  5. 対策④ ボキャブラリーを増やす 
  6. 対策⑤ やらせてもらう
  7. 対策⑥ 引き出しを増やす
  8. まとめ

 

改善策①見せてもらう

 

まずは、指導が上手な先生の授業を見せてもらいましょう。

合唱部を見たり、自分と似ているタイプの先生を探すのも大アリです。(外部指導の先生が来ている日もチャンスです。)

 

先生の声がけや、どんな所に注目して聴いているを見て、どんどんメモも取りましょう。

 

☆ここでポイント

なるべく長時間、学活の時間などを狙ってください。(短い時間は、先生も単調な練習に時間を取らせがちなので)

合唱コンクールに向けての話し合いの活動を見るのもおすすめです。

 

学校現場が難しければ、児童合唱団を見せてもらいましょう。電話一本で、見せてくれる団体が沢山あります。

子供に教えるのなら、大人の合唱団よりも、児童合唱がおすすめです。内容も全然違いますよ。

 

どんどん「勉強させてください!」と声を掛け、長めの合唱時間を狙いましょう。

 

 

改善策② 録音する

 

録音する事で先生の声がけの他に

「どんな声の時に」「どんなテンションで声がけするか」が分かります。文字で表せない雰囲気や、指導の抑揚も音声で伝わりますよね。

 

合唱指導が上手な先生は生徒の少しの声の変化や、ボソッと呟いた事も見逃しません。

録音から色々な事を学びましょう。

 

改善策③ 型を見つける

 

色々な先生達を見ていると、「自分の型」が分かってきます。

熱血は自分には向いていないな〜とか、

この先生の雰囲気は自分に似ている、

などの些細な事です。

 

教育において先生の「型」を見つけるのは、とっても大切な事です。

アレンジは後から無限に出来ますので、

まずは自分の型を見つけて研究すると、学校生活がとても楽になりますよ!

 

型については他の記事も参照して下さい。

 

改善策④ ボキャブラリーを増やす

 

当たり前の事ですが、音大生への声がけと、中・高生への声がけは、全く違います。

 

「ここはもっと壮大に」

「優しく歌って」

実は、これクラス全員に伝わらない時があります。

大切なのは、「何を伝えるか」ではなく「伝え方」です。

注意散漫な生徒もいる中で、全員に刺さる伝え方を増やしていきましょう。

 

ジェスチャーや、実際にやってみせたり、独特な言葉を使ったり、まずはイメージさせたり…

音楽を伝える「ボキャブラリー」をどんどん増やすイメージです。

 

 

改善策⑤ やらせてもらう

 

最後は、①〜④を踏まえた上で自分で実践してみましょう。

例えば部活の顧問の先生や、音楽の先生にお願いして、パート練を任せてもらう。

合唱団にいって、講師をさせてもらう、等です。

 

実際に自分でやると、何より実践力が身に付きます。上手くいかない事の改善策も見つかっていくでしょう。

 

対策⑤ 引き出しを増やす
 

沢山メモをとってインプットしても、

いざという時使えない時があります。

これは、実践してみないと分かりません。

 

折角覚えても、いざという時に引き出せないのはもったい無いですよね。

 

メモを取る時には、

ジャンル毎で分ける事をおすすめします。

 

☆声が小さい時

→パート毎に丸まって全員で歌わせる

→ピアノ伴奏をフォルテで弾いて、負けないように歌わせる

→曲の一番の盛り上がりから歌わせる

 

…などのメモの取り方です。

「どういう時に」「どう対策するか」

ジャンル毎に書いておくのがおすすめ。

 

まとめ

あとは、①〜⑥の改善策を繰り返しながら、成長を続けてみて下さい。

 

質問などあれば、コメントいただけるととても励みになります(^^)

 

お互い頑張りましょう!!!

 

合唱団ピアニスト お給料ややりがい・働き方について

 

こんにちは。

今日は合唱団のピアニストのお仕事について書いていこうと思います。

この仕事も、団によって特色や働き方は変わります。あくまで一例としてご覧下さい。

 

  1. 児童合唱団のピアニストとは?
  2. 児童合唱団ピアニストのお給料や生活
  3. お給料の落とし穴
  4. 活動時間
  5. 児童合唱団ピアニストの大変な面
  6. 児童合唱団ピアニストのやりがい
  7. 他の音楽系と比較してみて
  8. 需要について
  9. 児童合唱団ピアニストになるには?
  10. まとめ

 

1.児童合唱団のピアニストとは?

 

その名の通り、児童合唱の伴奏をするお仕事です。

私の所属していた合唱団では、伴奏の他にも本番の引率業務、練習での子供のサポート、イベントの運営などを担当していました。

 

2.児童合唱団ピアニストのお給料や生活

 

まず、お給料面ですが

本当に団体に寄ります!!というか指導者の采配が大きいのかも。

 

基本的に、バックに財団や県の支援がある所だとお給料は結構良い。

個人のところだと、アルバイト程度の所がほとんどです。

 

私は1レッスン(2時間)で3000円でした。本番も同じ。(地方です)

また、合唱団の伴奏ピアニストの人数によっても受け取れる金額は変わってきます。

当日伴奏したピアニストのみに支払いがある、という場合もあります。

 

3.お給料の落とし穴(重要)

 

「アルバイトと同じお給料なら、好きな音楽で稼ぎたい」

「2時間で3000円!?バイト割いいじゃん…」と思ったそこのあなた…

 

ふたつ落とし穴があります。

 

それは、

『譜読みをする時間』『移動時間』です。

 

ピアニストの人数にも寄りますが、まずは入りたい合唱団が年間で演奏してきた曲数・難しさを聞いてみましょう。

私が入っていた所は、年30曲も演奏していたので、他の仕事後、深夜2時頃まで譜読みにさいていました。

 

あなたの読譜力にもよりますが、本番ではそれなりの演奏が求められる為、必ず自分の力を考えて仕事を受ける事です。

 

また、「移動時間」もネックになります。車がない人は練習会場から家までの移動時間を計算してみましょう。往復に1時間かかれば、近くで1時間働いた方が割が合いますよね。

 

4.活動時間

 

活動時間は、基本的には土日が多いです。

私の所属団体は、市民センターなどを借りて活動していました。

 

5.合唱団ピアニストの大変な面

 

合唱団ピアニストの大変な面は、

「ピアノを弾かない時間」でした。

 

子供達の誘導は、最初は全然上手くいきませんでした。また、保護者の方への事務連絡や、コンサート本番のパンフレット作成など、予想以上に「ピアノを弾かない時間」が長く、私にとっては負担が大きかったです。

 

また、基本的に発表の場や練習が土日なので、休日が潰れる事も嬉しくない現場でした。苦笑

 

また、伴奏ピアニストは常に人手不足だったので、後継者を探して引き継ぎをするのも大変でした。

(基本的には主催者が人員確保はしてくれると思います。)

 

6.児童合唱団ピアニストのやりがい

 

やりがいは、何といっても

「1つのステージを作り上げる経験」です。

 

いくら薄給料でも、大好きな音楽を仕事に出来ることは幸せです。本番はやっぱり楽しかったですね^_^

また、子供達の成長を近くで見る事が出来るので、楽しみも多い職場でした。

 

また、一つでも合唱団に所属していた経験があれば、自分のプロフィールが増えます。合唱関係の知り合いや、他の団体の伴奏ピアニストとも交流が広がりました。

めちゃくちゃコミュ力のある人なら顔が売れそう。

 

7.他の音楽系と比較してみて

 

比較して向いている人ですが…

ピアノの先生よりは「テキパキしている人」

が求められると思います。

 

自由奔放な子供達をまとめるには、先回りして動く力が必要です。

(並べたり、リハのタイムキーパーをしたり、会場まで誘導したり、トイレに行きたい子にいち早く気づいたり、等。)意外と体育会系です。

 

ただ、音楽の先生よりは、難易度が低めな気がします。

感覚的や、活動は部活動の指導員と似たような感じです。

 

合唱を教える知識が間違いなく身に付くので、学校の先生になりたい人にはとってもオススメの職業です。

 

 

また、ソロよりも伴奏の方が気が楽な人にはいいかもしれません(笑)

私は、合唱団ピアニストをして自信を付けてから音楽の先生や、ソロ活動を始める事が出来ました。

 

8.児童合唱団ピアニストになるには?

 

入ってみて思いましたが、

合唱団のピアニストはかなりの人手不足です!

 

多分、皆んな仕事もあり、ソロで弾きたい方が多いんだと思う…

 

私の勤務した経緯は、

部活動指導をしていた時、もう1人の先生が合唱指導の先生だった事でした。

その方が声をかけてくれ、伴奏ピアニストのお仕事をもらいました。

 

私は周りくどい方法を取りましたが、

「直接合唱団に電話してみる(まずは見学がおすすめ)」のが一番いいと思います。

きっと多くの合唱団が歓迎してくれますよ!

需要が無くても、勉強させてください!とお願いすれば受け入れてくれる所は多いはずです。

 

見学に行ったら、

講師の先生、主催者だけでなく、必ず!

他の伴奏者と連絡を交換し、詳細を聞いてください。

練習会の中では言えない話など出てくるかもしれません。

 

10.まとめ

 

いかがでしたか?

個人的苦労ランキング的ではかなり上位に入る仕事です。笑

 

合唱団のピアニストは、あまり目立つ仕事ではありませんが、やりがいも多いです。

 

必ず!

メリット、デメリットを確認した上で見学でどんな合唱団なのか、割に合うか必ず考えて働いて下さい。

 

それでは良い音楽人生を!

ピアノ講師の自己負担額

 

こんにちは。

民間ピアノ講師は、初期手取りの少なさに加え、自分で払わなければいけない出費があります。

 

そこで、今日は民間ピアノ講師の出費について、まとめていきます。

※あくまで私の勤めていた会社の例なので、会社によって少しずつ内容は変わります。

 

 

  1. 発表会の楽譜
  2. コンクールの楽譜代
  3. 講師試験の受講料
  4. テキスト以外の楽譜やワーク代
  5. 一部研修費
  6. レッスンで使うグッズ、シールなど

 

 

1.発表会の楽譜代

 

まず一つ目は、発表会の楽譜代です。

通常、発表会ではレッスンテキスト以外の曲を弾く事が多いです。

教室で使っているテキストは生徒負担ですが、発表会の曲集は講師負担となります。

 

このアルバムも1冊だけだといいのですが、担当する年齢層が幅広かったり、連弾曲用が必要だったりと初回は2冊以上は必要になる事が多いです。

 

私はなるべく曲が被らないように、幅広い年齢層が使えるアルバムなどを必要最小冊数になるよう、購入していました。

 

出費…1冊1500円程(ピアノアルバム)

 

コンクールの楽譜代

 

次はコンクールの楽譜代です。ここがなかなか痛い…!

実は、こどものコンクールの課題曲は、通常5、6冊程の楽譜からバラバラに選定されています。

 

その為、子供達に何曲か聞いてもらい選曲させる場合や、複数の生徒がコンクールに出る場合には、必ず3冊以上の購入が必要になってきます。

 

出費…1冊2000円程度

 

 

3.講師試験の受講料

 

民間講師は、試験を受けて昇給していくスタイルが多いのですが、その受講料は会社負担ではありません。(え。)

レベルアップ・昇給する為の試験なのに、受講料はこちらが負担というのも変な話ですよね。笑

 

ちなみに、試験を受ける為のテキスト代や、家に楽器が無い場合の練習室レンタル代なども全て講師負担になります。

 

出費…1級あたり15000円程

 

 

4.テキスト以外の楽譜・ワーク代

 

小さな子供にリトミック活動をさせたい!

テキストでは補完しきれない内容を、ワークブックで教えたい!

 

レッスンをしていると、こんな願望が湧くことがよくあります。

「指定テキスト以外の物を使いたい!」

 

しかし、指定以外のワークブックを使うのは講師の自己判断となるため、保護者に負担していただく訳にはいきません。

 

基本的にワークブック代や、リトミック等で使う楽譜は自分で負担します。

 

出費…1冊1000円程

 

5. 一部研修の会費

 

基本的に、研修費用は会社で持ってくれますが、私の勤め先では1年に1回程、有料の研修があります。

 

しかも、講師は全員参加必須で自己負担。

 

出費…2000円程

 

 

6.レッスンで使うシール・グッズ等

 

上手に出来た生徒にシールをペタッ

毎週通えて、スタンプラリー!

 

楽しいレッスンにする為のそのような工夫は、基本的には全て講師負担です。笑 

この点は当たり前なんですけどね^^;

 

しかし、子供達飽きるのが早いもんで巡回させないと大変なんですよね〜

 

出費…月100円程

 

 

まとめ

 

いかがでしたか?

思い付く限り、講師の自己出費を挙げてみました。

先に出費が分かれば困る事は無いのですが、イベント前に急に伝えられる事も多く、私は対応が難しかったです。

 

今後の出費対応にお役立て下さい。